ジブリのギモン

【ハウルの動く城】「ソフィーの髪は白いままなの?」を分かりやすく解説

【ハウルの動く城】「ソフィーの髪は白いままなの?」を分かりやすく解説

名作揃いのスタジオジブリ作品。

その中でも『ハウルの動く城』は特に好き!!

という方も多いのではないでしょうか。

私もその一人です。

スタジオジブリの映画はどれも大好きですがファンタジー溢れる『ハウルの動く城』は特に大好きです。

しかし『ハウルの動く城』は奥が深く謎も多いため「よく分からなかった」という意見も耳にします。

今回はそんな『ハウルの動く城』の謎の1つ「ソフィーの髪は白いままなのか」ということについて私の見解を分かりやすく書いていきたいと思います。

『ハウルの動く城』基本情報とTEAM NACSの登場シーンも紹介!

ソフィーの髪は白いままなのか

『劇中で荒地の魔女の呪いは解けておらず気持ち次第で白くも黒くもなる状態であることに変わりはない為ソフィーの心境の変化により結果として黒には戻らず星の光の色に染まり直した』

理由

  1. 荒地の魔女が呪いを解くシーンがない
  2. ハウルはソフィーのポケットに入っていた呪いの紙を焼き消したが「焼け焦げは消えても呪いは消えない」と言っている
  3. ソフィーはハウルと出会い様々な心境の変化がありソフィー自身が黒髪ではなく白髪(星の光の色)を選んだ

1つずつ解説していきます。

1.荒地の魔女が呪いを解くシーンがない

荒地の魔女は嘘かホントか、「私は呪いを掛けられても解けない魔女なの」と劇中で言っています。

実際に呪いを解くシーンも登場していませんので『呪いは解けていないので髪は黒に戻っていない』ということになると思われます。

2.ハウルはソフィーのポケットに入っていた呪いの紙を消したが「焼け焦げは消えても呪いは消えない」と言っている

ハウルとマルクルと初めて一緒に食事をするシーンでハウルはソフィーに「あなたのポケットの中のものは何?」と言い、ソフィーがハウルに紙を渡そうとするとバチッと弾けテーブルに焼き付きました。

そしてハウルはその焼け焦げに魔法を唱えました。

それによって呪いは解けたように見えましたがこの後ハウルは「焼け焦げは消えても呪いは消えないさ」と言っています。

さらにこの後マルクルがソフィーに「ソフィーさんて荒地の魔女の手下なの?」と言い、ソフィーは「バカを言うんじゃないよ!私こそ荒地の魔女にいぃぃぃぃ」と、呪いが掛けられたことを他人に話せないシーンがありましたのでこの時呪いは解けていないことが分かりますよね。

3.ソフィーはハウルと出会い様々な心境の変化がありソフィー自身が黒髪ではなく星の光の色を選んだ

最後のシーンでハウルが「ソフィーの髪、星の光の色に染まってて綺麗」と言っています。

これには『例え髪が白くてもソフィーは素敵な女性だよ』というハウルの優しさや気遣いだという意見も多く目にします。

ですが、最初老婆になった時の白髪と最後のシーンの白髪では色も艶も少し違うようには見えませんか?

髪以外は18歳のソフィーに戻っているようですので艶も戻ったと言えばそうかもしれませんが、ハウルと出会って嬉しいことや悲しいこと、様々な心境の変化がありソフィーの髪は最終的にあの色になったと私は考えます。

元々容姿にコンプレックスを持っていたソフィー。

元の姿に戻る事を願ったのではなく新たなソフィーで再出発したと考えれば『黒に戻らなかった』のではなく『星の光のように輝く色に染まり直した』のではないでしょうか。

他にも諸説あり

ソフィーの髪色の謎については他にも様々な見解があります。

  • コンプレックスが完全に消えたわけじゃないから
  • 生まれ変わったから
  • カルシファーに髪を渡した時契約が結ばれたから星の光の色に染まった

『ハウルの動く城』基本情報

公開日

2004年11月20日

興行収入

196億円

声優

ハウル    木村拓哉

ソフィー   倍賞千恵子

カルシファー 我修院達也

マルクル   神木隆之介

荒地の魔女  美輪明宏

かかしのカブ 大泉洋

サリマン   加藤治子

ヒン     原田大二郎

 

TEAM NACS登場シーン

安田顕   ソフィーにナンパをする兵士A(若い茶髪)

大泉洋   ソフィーにナンパをする兵士B(髭面)

森崎博之  レティー(妹)に会いに行った時「レティー、マドレーヌが上がったよ」と言った男性

戸次重幸  列車の煙に煙たがっているソフィーに「おばあちゃん、手を貸そうか?」と言った男性

音尾琢真  「奥様、これより先は禁じられております」と言った王宮の兵士

あらすじ

町を離れ荒れ地に向かう一人の少女。名前はソフィー年は18才。だが、その姿形はまるで90才の老婆だった。長女として亡き父の残した帽子屋を一人で切り盛りしてきたソフィー。だがそれは、決して彼女の望んだ生き方ではなかった。
ある日出征兵士でにぎわう町中でソフィーは兵隊にからまれる。その窮地に助けをさしのべたのは通りすがりの美青年。青年は不思議な力でそのまま空へと舞い上がり、ソフィーを束の間の空中散歩にいざなうのであった。夢のような出来事に心奪われるソフィー。しかしその夜、ソフィーは、店を訪れた荒地の魔女に呪いをかけられ、90才のおばあちゃんに姿を変えられてしまう。このままではいられない!意を決して荷物をまとめて荒れ地を目指すソフィー。夕暮れに迫る荒れ地を歩いていると、その向こうから、目の前に奇怪な形をした「ハウルの動く城」が姿を現したのであった……。

引用:Amazon

モデル・舞台

引用:スタジオジブリ公式サイト

フランス アルザス地方にある”コルマール”という街

”プフィスタの家”という建物が『ハウルの動く城』に登場する建物のモデルではないかと言われています。

公式では「フランス・アルザス地方、中央アジア」と記載あり。

スタジオジブリ公式サイト

まとめ

劇中ではっきりとした答えはなく想像でしかありません。

色んな考え方がありますが、私は『呪いは解けておらずソフィーが望んで星の光の色に染まり直した』と考えます。

私の個人的な考えとしては自分に自身のなかった黒髪に戻るよりハウルとの時間を過ごした白髪を気に入っていたのではないでしょうか。

白髪になってからハウルと愛を育んだソフィーには元に戻る必要もなかったのではないかと思います!

-ジブリのギモン

© 2023 ジブリ好き! Powered by AFFINGER5